年賀状紹介4 絵具シリーズ

獅子舞年賀
獅子舞年賀

正月らしい獅子舞が一面に描かれています。

白インクを印刷した上に緑の絵具を塗っています。
淡い色がさわやかですね。

その上に獅子の部分を貼っていますが、たてがみは紙を逆立てて質感を出しています。

今どき、年賀状に絵具を使う人は少ないでしょうね。

女将さんの作です。

巳の年賀
巳の年賀

巳の文字の樹脂版をつくりました。
獅子舞と同じく、白インクで巳の文字を印刷してからの絵具作業をでこの巳を表現する用意でした。

が、なんと白インクは水性の絵具をはじかず、結局「巳」の文字を切り抜いて白い部分に貼り
朱色の絵具をシャッシャッと振りかける方法にかえました。

本物のシャッシャッをした年賀状を見るのは初めてで少し感動しました。

シンプルながら雰囲気のある年賀状です。

オリジナル年賀状紹介も4回目となりました。

色んな方から賀状が届きましたが我が家には絵具を使って描いたものは1枚も届きませんでした。
昔は筆を持ち、芋版やら絵具やらを使って年の初めの挨拶を考えていたんでしょうね。


私の小中学生の頃と言えばプリントゴッコ全盛期!
イラスト選び→文字を描く→ピカッ→インクを塗る→印刷という感じだったと思います。
今は家庭用プリンターで綺麗な印刷が出来ますね。プリントゴッコでプリントしていた頃でもとても便利に感じていました。
しかし、考えてみるとパソコンに向かって作業することはあっても年賀状に対しての作業は機械がしてくれる。そんな時代になったのですね。宛名も然り。

びたみん屋では今年も既製品にはない手作り感や手間がかけれたら良いなと思っています。